担降りの決意

ネットで、”担降り タイミング”と検索したら、ジャニオタはブログを書きがちだと書いてあり、このブログの存在を思い出し書き綴っている。

私が今の推し、西畑大吾君に出会ったのは約2年前のこと。NEWSのmsdくんの担降りを考えつつ、WESTのKMYM君に惹かれ、その流れで、初めてJrという界隈に気づき、出会ったのが西畑くん。2017年の春から夏に変わる境目のころ。そのころは関西Jrの中に今のように公式ユニットはなくて、あなたの姿が先陣を切ってたったひとりで戦う、勇者に見えた。大げさかもしれないけれど、そんなあなたが同い年として尊敬に値して、好きになったんだろうと思う。

どれだけ傍に康二がいても、流星がいても、あなたは孤高の存在感を放っていた。でも、その姿を私は見ていて苦しかった。でもそれと同時に、応援したい気持ちに還元されていった。いつもステージの真ん中に立ち続けることは、羨ましがられる反面、プレッシャーが大きかったことだろう。でもいつかデビューできる日を夢見て突っ走るあなたにくぎ付けだった。毎回あなたにはなまるをつけてあげたかった。今日も頑張ったね。最高に輝いていたよ、と。

初めてあなたに会いに行ったのは2017年クリパ。あの時は新規名義だったからか、2階7列目なんていう今では絶対入らないような席。でもそれで十分だった。大ちゃんに会えることがとっても嬉しかった。遠くからでも、大ちゃんは人一番輝いていて、その空間に入れることが幸せだった。

だけど、いつからか、構ってほしい。気付いてほしい。って気持ちが大きくなって、現場に入ることが怖くなって、楽しみというより不安や緊張が大きくなっていった。

より視界に入りやすい席を選び、より近い席を選び。おかげであなたはいつも気づいてくれた。とびっきりのスペシャルなファンサをくれた。また会いたいと、思わせてくれたね。

でも反比例して、自分が日に日に嫌いになっていった。純粋にあなたを応援できていない気がして、嫌になった。見返りを求める自分が。

八重歯を光らせて、目じりにしわを寄せて大爆笑をするあなたの笑顔が大好き。

周りにつっこみして、大して面白くなくて失笑させてしまう瞬間だって好き。

だけど、自分が嫌いになりつつある。だから...

 

2019年あけおめコンサート。

なにわ男子として大ちゃんが城ホのセンターステージで歌ったダイヤモンドスマイル。私はバックステージ側最前席から、はじめてなにわ男子としての西畑大吾を見た気がして、なんだか切なくなって大号泣してしまった。ほんとお騒がせ野郎なんだけど、涙のとどめが効かなくなってしまった。遠くなってしまった、と初めて感じて無性に寂しくなったから。

”僕の中でまだ君の声は特別なままそこにいる”はずなのに、

私の大好きだった西畑大吾はもういないという現実を目の当たりにした。正直、今考えると、あの涙と一緒にあなたへの気持ちも踏ん切りがついていたのかもしれない。

 

なにわ男子は、大丈夫。

そう感じてしまった。寄りかかれる、信頼できるメンバーが大ちゃんの傍にいてくれる。そしてなにわから大ちゃんを好きになった新規ファンがいる。だから...

私の存在なんて、1mmにも満たない小さな欠片だろうから烏滸がましいけど、もう私が頑張って大ちゃんカラーのペンライトを振らなくても大丈夫だと思ってしまって謎の責任感から逃れた。

承認欲求がどれだけ大きかったか。教えてくれた。

だから、今は遠くから見守って、またあのクリパの時のような気持ちを取り戻せた頃にまた会いに行きたい。それまでに、お互いもっと成長していようね。

 

デビューを楽しみにしてる。いつまでも西畑大吾の幸せを願っている。

誰よりも苦しんで、戦って、勇敢な大ちゃんは完全勝利を。

素敵な、大切な思い出をありがとう。

また会えるその時まで、See You Again.

 

P.S.

2017年クリパで着ていたワンピースを、単独ツアー初日に着ていった。何も考えていなかったけれど、なんだか感慨深かったから追伸として記しておこう。